農業参入フェア、農林水産省が東京・大阪・名古屋で開催決定
来月、農林水産省主催で「農業参入フェア」が開かれる。(参加費無料)
企業の農業参入を促進するため、11月13日(月)の東京を皮切りに、大阪、名古屋の3会場で、先進事例の発表や、農業参入を希望する企業と企業を誘致したい地域の具体的なマッチングが行われる。
平成21年の農地法改正により、リース方式による企業の農業参入が全面自由化され、改正前の約5倍のペースで一般法人(新たに2,676法人)が参入するなど、農地を利用して農業経営を行う法人は着実に増加している。
参入企業は、地域の農業の担い手となり得る存在であり、地域農業の発展に大きく貢献できることから、特に担い手が不足する地域において、企業の農業参入を積極的に推進していく必要があるというのが農林水産省の考えだ。
農地中間管理機構を活用することで、これまでのように農地の所有者と個別に交渉する必要がなくなり、まとまった農地を一括して機構から借り入れることができるようになったことから、より参入しやすくなっていることも踏まえると、農業参入を希望する企業と企業を誘致したい地域等の関係者を一堂に集めてこのような機会が作られるには意義深いことだ。
開催日時及び会場
東京会場
日時:平成29年11月13日(月曜日) 13時00分~18時00分
会場:東京国際フォーラム B7
所在地:東京都千代田区丸の内3丁目5-1
大阪会場
日時:平成29年11月28日(火曜日)13時00分~18時00分
会場:梅田スカイビル アウラホール
所在地:大阪府大阪市北区大淀中1-1タワーウエスト10階
名古屋会場
日時:平成29年12月7日(木曜日)13時00分~18時00分
会場:名古屋国際会議場 白鳥ホール
所在地:愛知県名古屋市熱田区熱田西町1-1
内容
セミナー
・参入企業による先進事例の発表
・企業を誘致したい都道府県、機構によるプレゼンテーション
・企業参入のポイントの解説等
個別の相談ブース
・企業を誘致したい都道府県、機構が企業等の個別の相談に応じるブース
・既に農業参入を行っている企業が企業を誘致したい地域や新規参入を検討している企業等の個別の相談に応じるブース
・農業法人等が農業経営に関する個別の相談に応じるブース
・株式会社日本政策金融公庫が資金面に関する相談に応じるブース
・国が制度面に関する個別の相談に応じるブース
申込方法
農業参入フェア2017への参加を希望される方は、農業参入フェア事務局である日経ビジネス企画編集センターのホームページからお申し込みください。