アグリメディアがグロービス・キャピタル・パートナーズより総額2.5億円の資金調達を実施

2017年10月23日深澤まぶねアグリメディア, 資金調達, 農業ベンチャー

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農業ベンチャーのアグリメディアは10月20日、グロービス・キャピタル・パートナーズを引受先とした総額2.5億円の資金調達を実施したことを発表した。また、グロービス・キャピタル・パートナーズのゲネラルパートナー兼COOの今野穣氏が同社の社外取締役に就任する予定であることも併せて発表している。増資後の資本金は総額7億250万円だ。

アグリメディアは「都市と農業をつなぐ」をコンセプトに農業体験事業や農業人材事業、農業流通事業の３事業を展開している。首都圏を中心に70ヶ所で展開するサポート付き市民農園の「シェア畑」や登録者の70%が40代以下の農業特化型の求人情報・人材紹介サービス「あぐりナビ」を運営している。また流通事業としては、道の駅や直売所などの地方拠点を活用した流通プラットフォームを駆逐する。
最近では雇用型インターンシップを中核とする実践的な教育プログラム「みえ農業版MBA養成塾」や就農に必要な経営資産をリタイアする農家から就農希望者に引き継げる仕組み「就農にいがたスタートナビ」など、先進的な取り組みも目立っている。

今後同社は、新たな農業プラットフォーム構築のためのWebサービス開発やナレッジツールの開発を進める。さらに、調達資金を事業開発のための人材確保に充当する予定だ。