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三井物産、モンサントから農薬「Latitude」のグローバル事業を買収

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三井物産株式会社は、今月6日、米モンサント社から、麦用種子処理殺菌剤であるLatitude(ラティチュードのグローバルな事業を買収する契約を締結したと発表した。モンサント社の保有する麦用種子処理殺菌剤の商標Latitude®、製品の各国での登録、登録データ、製造ノウハウ(製造プロセスに関わる特許)を買収することとなる。諸条件を充足の上、2017年1月末までに手続きを完了させる予定とのこと。

ロイター通信によれば、この事業の買収額は140億ドルに上る見込みのようだ。モンサント側はロイターに対して、今回の合意は事業の再構築の一環であり、バイエルとの契約には何ら関係はないと話しているとのことだ。農薬に強みを持つバイエルに買収されたことで、モンサントはコア事業の再構築の最中だ。

三井物産側は、この買収を通じて、農薬製品のポートフォリオを拡充させ、販売プラットフォーム顧客基盤を強化し、収益の拡大に繋げていくと共に、今後も更なる事業買収の機会を追求していくと発表している。

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