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米スタートアップEdynが日本上陸 ガーデニングにもICT利用

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カリフォルニアのオークランドに拠点を置くスタートアップのエディン(Edyn)が200万ドルの投資を得たことを発表した。Fenox Ventures Inc を筆頭にIdealbulb VenturesMorningside GroupIndicator Ventures から投資を得たとのことである。また、同時に日本へ進出する意向を表明した。

Edyn が開発したスマート・ガーデニングシステムは二つのデバイスによって成り立つ。Edyn Garden Sensor と Edyn Garden Valve である。

edyn-01

Edyn Garden Sensor を土壌に刺すことによって、土壌の温度、湿度、栄養状態、光量といったデータが取得できる。集められたデータはWi-Fiで Edyn Garden Valve とユーザーのスマートフォンに送られる。Edyn Garden Valve は送られてきた情報をもとに、自動で適量の水をやることができる。またユーザーはEdyn Garden Sensor から送られてきた情報をアプリ上で見ることができ、自分の土壌にはどの植物が適しているのか、どういった育て方が適しているのかの情報を得ることができる。

Edynは横浜に拠点を置くイノテック株式会社と提携し、日本で自社製品を普及させるとのことである。アメリカでの販売価格はEdyn Garden Sensorが99.99ドル、Edyn Garden Valveが59.99ドルとなっているが、日本での販売価格は未定である。

※イノテック株式会社による商品の紹介はこちら(2016年6月29日更新)

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参考:
https://www.pehub.com/2016/02/fenox-ventures-leads-funding-round-in-edyn/
http://smarthome.reviewed.com/features/welcome-to-the-smart-garden-of-edyn

 

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