ベトナム:農業IoTベンチャーMimosa Tekが100万ドルの出資獲得を目指す
2016年5月29日、ベトナムの農業IoTベンチャーであるMimosa Tekは世界的な起業家の世界コンペティションであるSeedstarsWorldベトナム/ホーチミン大会で優勝し、ベトナム代表として100万ドルの出資を獲得出来るイベント「Seedstarsサミット(開催地:スイス)」への進出が決まった。
2017年3月に開催されるサミットでは、世界各国の投資家やメンターと実際に会う1週間のトレーニングプログラムが用意されており、最終日に100万ドルの出資獲得に向けたピッチコンテストが開かれる予定だ。
ピッチコンテストには、世界各国から集まる70社のスタートアップ企業と7社のローカル大会優勝者とともに出場することになる。
Mimosa Tekは2014年の創業以降、シリコンバレー発の起業家養成プログラム「Founder Institute」のベトナム地区プログラムを経て、2015年末にIDG ベンチャーズとサムスンの「Go Live! Vietnam Venture Cup in Ho Chi Minh City」で賞金15, 000ドルを獲得するなど注目を集めていた。
Mimosa TekのCEOであるNam Dang氏は、自社の革新的な農業ソリューションを「営農最適化のため、センサーネットワーク・クラウドプラットフォーム・モバイルアプリを駆使し、最適化に必要なデータ・アドバイス・遠隔制御システムを提供している」と説明する。
アジア地域におけるSeedstarsWorldのローカル大会は、2016年5月23日にP2PマーケットプレースのAcudeen Technologies社が優勝したフィリピン/マニラ大会を皮切りに、次回は2016年6月16日に韓国/ソウルでの開催を予定している。
参考:
http://www.dealstreetasia.com/stories/asia-dealbook-corporate-venture-funds-launched-in-russia-mimosatek-wins-seedstars-world-contest-42537/
http://bizlive.vn/cong-nghe/tekinsider-mimosatek-khoi-nghiep-tu-nong-nghiep-co-qua-mao-hiem-1727484.html