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バングラディッシュの精米業者らが政府に対し3倍の関税を要求

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バングラディッシュの精米業者らが地元農家やトレーダーの利益を守るため、現在の10%の関税を3倍の30%に引き上げることを政府に要求したと地元紙が報じた。

また彼らは政府に対し精米業者は農業の根幹を担う業者であることを再認識することを訴え、低利率のローンと税回収も要求した。そしてすでに飽和状態にある部門であるとして、精米施設設立のライセンス取得に関する議論を停止することも訴えているということだ。これら4つの要求を、精米業者らは年に一度の会合で取り上げた。

この会合に出席していた食料大臣は、政府が関税を20%に上げることを示唆し、中央当局でこれに関する議論を行うことを保証した。また精米は農業を支える役目を果たすということを宣言するための業者らの要求を全面に政府に押し出すことも約束した。

バングラディッシュ政府は国内マーケットの価格を維持するために、2015年のアマン種(バングラディッシュのコメの一種)20万トンを、1トン当たり388.5ドルで来月から売り出す予定だ。しかし農家は政府がコメをより多く買い上げて、コメの価格の下落に歯止めをかけることを要求している。

バングラディッシュ政府は、個人トレーダーが低い国際価格でコメを輸入し始めたことを受けて、今年3月から10%の関税を課した。バングラディッシュの個人トレーダーによる輸入は、2014年7月から2015年6月までの1年間で、前の年の同じ期間の輸入量37万4560トンに比較して、輸入量が1.4百万トン増えていた。

参考:http://www.oryza.com/24344/bangladesh-millers-urge-government-triple-duty-rice-imports

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