ラオス、2016年コメ生産量の目標は420万トン
ラオス政府は420万トンの水稲を生産することを目指し、国内消費と輸出への十分な供給を確保すると農林省が発表したと地元紙が報じている。同省はコメを、210万トンを国内消費、100万トンを輸出、64万トンを加工用、40万トンを備蓄、6万トンを種子に配分して利用することを明言しているという。
同省の担当者は、「この目標を達成するために、我々は国内全体の雨季と乾季での生産エリアを決定しなければならない。」と話している。また政府は効率的なコメの生産を確立するために、コメの生産プロセスと水の供給を十分にモニタリングしなければならないとしている。コメ生産に十分な水を供給するためには、既存の灌漑システムを修復する必要があるとも考えているということだ。
USDA(米国農務省)によると、2016年はラオスは925,000ヘクタールの土地から277.8万トンのコメが生産されると見込まれるという。
参考:http://www.oryza.com/24642/laos-aims-produce-42-million-tons-paddy-rice-2016