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日本政府:WFPの南スーダンにおける活動のために 320万ドルを拠出

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「南スーダンの食糧不足と栄養不良率の高さに危機感を持たずにはいられない。この資金援助は、紛争が長引く中で、何千もの命の救命に努めているWFPの活動をサポートするという、日本政府の揺るぎない決意の証である。」と在南スーダン日本大使の紀谷昌彦氏は話した。

日本政府が提供する資金のうち240万ドルはWFPの緊急栄養支援に使われる。この緊急栄養支援のもと、2万8000人の子供と6600の妊婦/小さい子供を持つ母親に生存に必須な栄養サプリメントが供給される。突発的に軽度の栄養不良に陥っている子供や女性には強化食品が配給される。より重度な食糧不足に陥っている地域の子供や母親には栄養価が高い食糧が配給される。

「南スーダンでのWFPの活動への揺るぎないサポートの証である日本政府の支援に、感謝の意を示したい。」とWFPの南スーダン事務所代表代理の Hakan Falkell氏は話した。「幼い子供や女性が健康で充実した人生を歩むには栄養が必要であり、日本政府のサポートのおかげでWFPは厳しい状況の中でも活動を続けることができるようになる。」

残りの80万ドルは、WFPが管轄するUNHAS(国連人道支援航空サービス)の活動に向けられる。UNHASとはWFPが人道支援組織へ提供する旅客・貨物の航空輸送サービスである。2015年には、UNHASは248組織に利用され、77もの異なる場所へ空輸サービスを提供した。

WFP は南スーダンでの食糧支援とUNHASの運営のために、それぞれ2億2000万ドルと1600万ドルの追加支援を必要としている。

 

参考:

http://allafrica.com/stories/201603111166.html

 

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