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カリフォルニア米がカンボジアの香り米からトップを奪取

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先月28日から30日までクアラルンプールで開催されていた、世界一のコメを決めるコンテスト、The 7th World Rice Competitionで、3年連続で優勝していたカンボジアの香り米が、カリフォルニア米に優勝を奪われた。

カンボジアコメ連合(CRF)の副会長は、カリフォルニアのCalo riceが優勝し、カンボジアのSomaly riceが2位、フィリピンのコメが3位になったと地元紙に話した。また今回のSomaly riceは、3期連続で優勝したRomdul種よりわずかに質が落ちたと付け加えている。

政府官僚はカンボジアのコメが優勝を逃した原因として、コンテストの開催時期を主張している。コンテストは10月後半に開催されたが、Romdul種の収穫期は11月中旬であり、ベストな状態でコンテストに臨むには早すぎたと話している。

あるコメの大手輸出業者は、2位に順位を落としたとしてもトレーダーは短粒種、中粒種、長粒種の違いを知っているし、それらのマーケットもまた異なることを知っているため、消費者からはポジティブな評価を受けていると話している。また彼は、カリフォルニア米のような中粒種のマーケットと香り米のマーケットは別物であるとして、カンボジアのコメの貿易に支障は出ないと付け加えている。

しかし彼は3年連続で世界一のコメに輝いているカンボジアのコメを、多くの世界の消費者が知らないということについて言及した。彼は、政府と輸出業者と連携して世界的にカンボジアのコメをアピールしていく努力をすることを求めている。

カンボジアは今年に入ってから9月まで、中国におよそ10万トンのコメを輸出した。東南アジア諸国は今年に入ってから9月までに、約36万9105トンの脱穀米を輸出し、昨年の同じ期間の輸出量26万9370トンに比べて37%も多く輸出している。

 

参考:http://www.oryza.com/24159/cambodian-fragrant-rice-loses-top-position-californian-rice-2015

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