ベトナム産の果物・野菜の中国への輸出量が218%まで増加
先月15日、ベトナムの税関総局は2016年前半で、ベトナムから中国への果物と野菜の輸出量が218%以上にまで増加したと発表した。この輸出額は803.808百万ドルに上る。
中国はベトナム産果物・野菜の最大の輸入国で、同期間ではベトナムの合計のマーケットシェアの70%を占める。その他の主要輸出相手国は日本、韓国、アメリカと続く。
主に、スイカやドラゴンフルーツ、リュウガン(竜眼:ライチに似た果実)といった果物がベトナムから中国へ輸出される。
同期間でベトナムの果物及び野菜の海外への輸出による利益は11.6億ドルとされ、前年の同じ時期に比べて31.22%上昇した。青果物を扱う業者団体によれば、ベトナム産の果物と野菜は40の国と地域に輸出されているとのことだ。近年ベトナムの果物輸出は缶詰をはじめとした加工商品に力を入れることにより、付加価値を向上させ、輸出額増加につながっている。